ランナーになると
「朝ラン派」「夜ラン派」で分かれます。
それぞれに、
メリット・デメリットがあり、
互いに絡み合うので、なかなか一概に、
「あなたはコッチ!」と言い切れませんが、
以下のとおり、3つのポイントでまとめました。
身体面(筋肉・脂肪)で考える
朝起きた瞬間、
あなたの身体は「飢餓状態」です。
18時に夕食を摂り、6時に起きたとしましょう。
なんと12時間(半日)絶食しています。
そんな状態で走るとどうでしょう。
人は糖質がエネルギーになり、
それが枯渇すると、脂質が燃焼されます。
朝食前に走ると、糖質なし(ガス欠)状態ですので、
いきなり脂肪が燃やされます。
脂肪が燃える→ダイエットとなります。
では、トレーニング目的では?
そうです、空腹(ガス欠状態)で激しい運動はできません。
さらに、体温も関係してきます。
人は起床時が一番体温が低く、夕方(15~17時)ぐらいに
最も高くなると言われています。
体温が高いということは、一番、身体が動くということ。
トレーニング(激しい運動)に適しています。
→ダイエットは朝ラン
トレーニングは夜ラン
社会面(生活リズム)で考える
ビジネスマンの皆さんは
9時に出社して、17時が定時、
残業があるかもしれないし、飲み会(コロナ禍でない)があるかも
夜は自由時間が不規則ですが、
朝はどうでしょうか。
9時(始業時間)が決まっており、
その時間に合わせたスケジューリングが可能ではないでしょうか
学生は?
普段は夕方から夜にかけて部活、塾、アルバイトといそがしい。
しかし、毎日でしょうか?
「OFF」「空き」を作っている人も多いのではないでしょうか。
毎回毎回、友人と遊べないですよね、
一人で、何もすることがない時は、走りましょう。
適度な運動(ランニング)は睡眠にも効果ありです。
徹ゲーの防止にもなりますし(笑)
→ビジネスマンは朝ラン
学生は夜ラン
健康面(持病の有無)で考える
花粉症の有病率は29.8%、
日本国民の3割が毎年春先に苦しんでいます。
さらにはPM2.5、黄砂もあいまって、
なかなかキツいです。
飛散のピークは夕方にむかえ、
夜も漂っています。
なので、花粉症や呼吸器系が弱い方は
朝に走りましょう。
しかし、
高血圧など、血管系に不安のある方は
朝は危険です。
朝一の脱水、飢餓状態で、かつ
冬などの室内外の気温差が大きいときに
外で激しい運動…
「プッツン」しちゃいます。
予防策は「コップ一杯の水」「スタートはジョグ」です
※正常な人も朝一はダメ。
30分程度は時間をおきましょう。
→花粉症は朝ラン
高血圧は夜ラン
どうでしょう
朝走るか、夜走るか、
それぞれ一長一短で悩ましいですね。
私は夜ラン派から朝ラン派にかわっていきました。
その時の自身のライフスタイルに合わせ、
柔軟に対応していきましょう
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