1952年のヘルシンキオリンピックで、
5000m、1万m、マラソンの長距離3種目で金メダルを獲得した
エミール・ザトペック選手(旧チェコ)が
行っていたことで世界に広まったトレーニング法です。
中~上級者になってくると
「完走」から「タイム」に目標がかわってきます
すると、「スピード」を向上させる必要があるため
このトレーニング方法(主に陸上中距離走選手が実施する)
が重要になってきます。
用語解説(トレーニング内容)
急走と緩走(ジョグ)を繰り返す。
400m×10本といったショートインターバルや、
2000m×5本などのロングインターバルがある。
(例)
緩走 500m 7分00秒
急走 1000m 5分30秒
緩走 500m 7分00秒
急走 1000m 5分30秒
緩走 500m 7分00秒
急走 1000m 5分30秒
緩走 500m 7分00秒
※急走は自分のレースペースよりも
少し速いぐらいのペースで設定する
効果
負荷が楽な(ジョグなど)トレーニングとは異なり、
きつい負荷(速いスピード)をかけるトレーニングのため、
心臓が送り出す血液量を増加させることができます。
体内エンジン(心臓)をアップグレードする効果が期待できます。
さらに筋肉強化にも効果があります。
トレーニング例
・スピードトレーニング
スピード(タイム)強化につながるトレーニングです
ジョグやLSDとは違い、
「気持ちいい」「楽」ではなく、
「苦しい」「キツい」というもの
当然、毎日できるものではなく、
また、脱初心者を狙い、タイムに目覚めた人が
行うトレーニングです
・ヤッソ800
インターバルトレーニングとしては、
超有名(市民ランナー界では)
800m×10本の急走(緩走は400mを800m1本と同じタイムでつなぐ)
(例)フルマラソン4時間30分が目標
800mを4分30秒で走り、400mを4分30秒で走る
これを10本、続ける
→めちゃ、やった感があるトレーニングです
・ガチ勢の仲間入り
急走と緩走をつづけるため、
周回コースや公園などが
トレーニング場所として適しています。
人目がつく時間帯では
「ぜいぜい、はあはあ」呼吸をしながら
全力で走る自分の姿を見られることになります。
それが気にならなくなった瞬間
→晴れて、本気(ガチ)ランナー
コメント