【オリンピックまであと3日】~水泳~

オリンピック

大会スケジュール

日  時:7月24日(土)~8月1日(日)
会  場:東京アクアティクスセンター
注目種目:男子200m自由型
     男子400m個人メドレー
     女子400mリレー
     女子400mメドレーリレー

印象に残っている大会・選手

・北島康介
 日本水泳界No.1の実績と知名度があります。4回オリンピック(00、04、08、12)に出場し、4つ金メダルを含む7つのメダルを獲得。04年北京「チョー気持ちいい」08年アテネ「何も言えねえ」12年「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかないぞ」など、日本水泳は北島康介を中心に回っていました。16年ではついに選考もれとなり、引退表明、その後は、後身の育成、水泳界の発展に力を注いでいます。いずれは日本のスポーツ行政のトップになってくれるような人物だと思っています。

・マイケル・フェルプス
 アメリカ代表、「水の怪物」の異名をもつ。専門は自由形とバタフライ。オリンピックで28個、うち金メダル23個、世界選手権で33個、うち26個が金メダル、と意味がわからんレベルです。北京五輪(08)では出場した種目、全てで金メダルを獲得しました。しかし、晩年の彼からは薬物(大麻)、酒など、良くないニュースが多くなったてしまったことが残念です。

・イアン・ソープ
 オーストラリア代表。専門は自由形(中距離)。オリンピックで9個、うち金メダル5個、世界選手権で13個、うち11個が金メダル。上記フェルプスが出てくるまでは水泳=彼のイメージでした。当時の流行りサメ肌水着、全身スーツ(後に規制対象となった)に身を包んだ姿から「魚雷」という異名もありました。彼も引退後は同性愛者をカミングアウトし、うつ病に苦しんでいるなど、あまりポジティブなニュースが聞かれません。

今大会の見どころ

・ドラマをこえる感動ストーリー
 皆さん、わかっていると思います。「池江璃花子」選手です。多くの日本人が衝撃を受けた2019年「白血病」の公表。闘病、リハビリ、復帰、本来なら出場することができなかった東京五輪への出場、ひとつの物語が出来上がってきています。その物語完結が女子400リレー(7/25)、女子400メドレーリレー(8/1)です。いずれも日曜日、必見です。もし、メダルをとったら、日本中が池江フィーバーですね。「JOC大喜び」「マスコミ掌返し」が待っています。私たちは冷静に、彼女のその後の競技キャリア(パリ、ロサンゼルス、さらにその先)を応援していきましょう。

・世界で一番泳ぎが上手い人
 男子400m個人メドレー(7/25)。萩野はリオ(2016)金メダル以降、不調があって、最近ようやく上がってきた感じ、瀬戸はその間バリバリでしたが、一発やっちゃいましたね…(笑)、オリンピックで白黒つけましょう。萩野か瀬戸か、世界ではもっと速い人がいるのか。「世界で一番泳ぎが上手い人」は誰か、その瞬間を見届けましょう。

・注目選手
(男子)
 松元克央(まつもとかつひろ)
 専門は自由形、2019年世界水泳選手権で銀メダルを獲得し、五輪・世界選手権通して、日本競泳男女史上初の200m自由形メダリストとなった。バタフライ=鈴木大地、平泳ぎ=北島康介、自由形=○○、この○○に定着する可能性がもっとも高い選手です。「カツオ」という愛称を覚えておけば、TV中継を楽しめます。

(女子)
 大橋悠依(おおはしゆい)
専門は個人メドレー、女子は「池江璃花子」という圧倒的なネームバリューをもった選手がいるため、埋もれてしまいがちだが、この大橋選手も注目です。個人メドレーでは日本記録をもち、今大会のメダル候補。何よりルックスが良いので、ファンが多いです(私も推しメン)

オリンピックですが、開幕直後に競泳で7月25日(日)に男女個人メドレー、女子400mリレーと決勝があります。萩野vs瀬戸、大橋、そして極めつけは池江、これらで金メダルを量産したら一気に世論が変わってくると思います。マスコミの報道姿勢に注目ですよ…(笑)

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