小規模保育施設について

保活

 0~2歳児を対象に、定員6~19人と少人数で運営される保育園のことです。私が幼少のころは聞かないフレーズ、それもそのはず、もともと認可外でしたが、2015年4月より市区町村による認可事業となりました。近年の待機児童問題、保育園不足などの理由から都市部を中心に増えている施設です。

 小規模保育施設の細かな定義や内容は各自ググっていただければわかると思いますので、ここでは私なりの

  • 特徴
  • 娘が通った小規模保育施設
  • 小規模保育施設に適した子ども(家庭)

について記載していきます。

特徴

・園庭がない(小さい)
 シャボン玉やプール遊びができるくらいの小さな庭がある程度。地方の庭付き一軒家に暮らしている人から見れば「うちの庭より小さいじゃん」って思ってしまうような大きさです。理由は、施設近くの公園を庭園として利用するから。よって、この連携公園がいい感じの施設は◎です。

・異年齢保育
 0~2歳児が一緒に遊んで、食べて、寝ます。さすがに乳児はパーテーション(囲い)などで別エリアが確保されていますが、基本的にはワンフロアです。

・アットホームな雰囲気
 2歳児は○○先生、1歳児は○○先生と担任制はあると思います。が、ワンフロアなのでごちゃごちゃ、すぐ横には事務の人や給食係の栄養士さんもいます。娘から一番話題にあがる先生は「園長先生」です。

娘が通った小規模保育施設

良かった点

・アプリの活用
 携帯アプリを使った連絡帳、写真販売、出欠がとても楽だった

・連携公園が良い
 施設連携公園が高ランク。遊具、環境、アクセスなど申し分なし。私の公園ブログでも近々登場させます。

・いい意味でゆるかった
 送迎時間、出欠連絡、投薬有無、色々な決め事はあったが、何分ゆるかった。大きな保育園だとこうはいかないと思います。私のような適当人間にはありがたい。

・新設施設
 おもちゃは北欧製でオシャレ、絵本もきれい。最新の空気清浄器もあって、全てがおニューで綺麗でした。園の便器を最初に使用したのは娘です。

残念だった点

・保護者参加の行事が1度もなかった
 3月の説明会、4月の入園式、そして最後3月の卒園式以外は園内(玄関から奥)に入ったことがない。さすがに何か1回ぐらいイベントがあってもよかった。
 →コロナ禍で中止としていたかもしれない(今年はあるかな)

ぐらいですね。あとは思いつかない。

小規模保育施設に適した子ども(家庭)

適している

・3歳児(満3歳児)からは幼稚園に入園させる
 幼稚園の練習、家庭よりちょっと多い人数に慣れさせたいと思う家庭にはピッタリ

・一人っ子(長子)
 0~1歳児はお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊べます、2歳児は弟、妹のお世話ができます。

・1~3月生まれ
 少々小さくても大丈夫。異年齢保育なので、4月生まれの0歳児、3月生まれの1歳児が一緒に遊べます。

 あまり適していない

・多子(第二子以降)
 家庭がすでに小規模保育施設状態、元気すぎてトラブルメーカーになる恐れも。

・4~6月生まれ
 特に2歳児(満3歳)でのケースです。この年齢(月齢)の成長は著しいです。数か月で大きくかわります。できること、やれることもみるみる増えます。ありあまるパワーが小さな子どもたちの中では物足りなさを感じると思います。途中で転園できるといいですね。

・イベント事を充実させたい
 同学年が少なく、イベント(いわゆる運動会、発表会等)を実施することができません。0~2歳児の運動会、発表会は重要でしょうか?3歳以降の楽しみにとっておきましょう。

うちの娘は2歳児クラスとして一年間お世話になりました。この小規模保育施設の記念すべき一代目OGとなります。優良児だったか、悪童だったかはわかりかねますが、保護者としては大満足の1年間を過ごすことができました。同じような環境の子ども(家庭)にはおすすめの保育施設として紹介することでしょう。

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