今回のブログでは
注目の競技、選手について書きたいと思います。
陸上
パラリンピックでも花形はやはり「陸上」です。
その陸上から、知っておくと
何かと話題についていける選手を2名紹介します。
![](https://ichi-bigfield.com/wp-content/uploads/2021/08/paralympic_runner.png)
![](https://ichi-bigfield.com/wp-content/uploads/2021/08/paralympic_wheelchair_marathon.png)
マルクス・レーム(走り幅跳び、T44,T64)
右脚のひざ下欠損、ドイツ代表
義足のジャンパー、ブレードジャンパー
として、有名です。
事故で右脚のひざ下を切断することになった彼ですが、
パラ陸上に出会い、走り幅跳びでその才能を開花
ロンドン(2012、リオ(2016)と金メダルを獲得し、
2019年には8m48cmの世界記録を樹立、
これは先日まで開催された東京オリンピックの
優勝(金メダル)8m41cmを上回ります
タチアナ・マクファーデン(レーサー全種目、T54)
先天性下半身不随、アメリカ代表(ロシア生まれ)
ロシアの孤児院で育った彼女ですが、
アメリカ移住を機に、パラ陸上に出会い、頭角を現す
アテネ(2004)以降、4大会連続で出場し、
リオ(2016)では金4、銀2を獲得するなど、
100m、400m、800m、1500m、5000m、400×4
そして、極めつけはマラソンと
レーサー(競技用車いす)全ての競技で金メダルを目指す
車いすテニス
近年、大坂なおみのグランドスラム制覇
世界ランキング1位獲得に盛り上がりましたが
車いすテニス界では、
もっと前に
日本人初のグランドスラム、世界ランキング1位が
達成されています。
![](https://ichi-bigfield.com/wp-content/uploads/2021/08/paralympic_wheelchair_tennis.png)
国枝 慎吾
日本代表(東京出身)
グランドスラムはシングルス24回、ダブルス21回
オリンピックはシングルス金2、ダブルス金1
最新の世界ランキングも1位(2021年8月16日時点)
となっております。
東京での金メダル筆頭ですね!
上地結衣
日本代表(兵庫出身)
グランドスラムはシングルス8回、ダブルス17回
オリンピックはリオ(2016)で銅メダル
最新の世界ランキングは2位(2021年8月16日時点)
となっています。
国枝選手とのアベック金メダルに期待です!
車いすバスケ
下肢などに障がいのある選手が、競技用車いすでプレーする。
コートやリングは一般のバスケットボールと同じで、
激しい攻防やスピーディーなパスワークが魅力。
第一回パラリンピック、ローマ(1960)から実施されており、
現在でも最も人気のある競技のひとつ。
「ダブルドリブルはなし」「ボールを持ち3回漕ぐとトラベリング」などの
特徴的なルール以外、大半は一般のバスケットボールと変わらない。
スポーツ好きならルールも難しくなく、観戦しやすいです。
また、選手は障害のレベルに応じて分けられた
持ち点があり、最も障がいの重い1.0点から
最も障がいの軽い4.5点まで
0.5刻みに分けられており、
コート上の5人の合計点は14点以内と決められています。
つまり、障害が軽い人だけでの編成はできなくなっており、
障がいの重い選手も活躍できるシステムになっています。
![](https://ichi-bigfield.com/wp-content/uploads/2021/08/paralympic_wheelchair_basketball.png)
男子は12チーム、女子は10チームが参加します
それぞれABの2グループにわかれ、総当たりのリーグ戦
その後、上位各4チーム(8チーム)によるトーナメント戦で
メダルを競います。
各国と日本の実力から見ると、
男子はメダルを、女子は1勝を
目指した戦いになりそうです。
↓SLAM DUNKが来秋公開されることが決まりました
同じ井上雄彦氏の描いた「リアル」を読んで予習すると
車いすバスケがより楽しめますよ
![](https://ichi-bigfield.com/wp-content/uploads/2021/08/514SBJz8fZL.jpg)
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