2021年7月23日に開幕をむかえる
東京2020オリンピック、
本日(6月23日)で30日となりました。
議論がありますが、
現に30日後に来るのです。
そのとき、
座して過ぎるのを待つか、
アクションを起こし、何かを得るか。
一生に一度あるかないかというこの機会に、
子どもを持つ親として、
子どものためにできることは何か、
冷静に考え、行動していこうと思っています。
スポーツ観戦の効果
・脳内ホルモン(ドーパミン)上昇
試合中のドキドキ・ワクワクする気持ちは、
ドーパミンという脳内ホルモンが影響しています。
「うれしい」「楽しい」といったポジティブな感情を生み出し、
快感や幸福感を与えてくれます。
健康面ではうつ病や認知症の予防につながると言われています。
・ミラーニューロン効果
いま、子どもの能力を育てるために注目されている、
「ミラーニューロン」という脳の神経細胞があります。
人は新しいことを身につけるとき、人の動きを、
まるで自分が実際にやっているかのように脳の中で体験し、
学んでいくということがわかってきました。
超一流のスポーツ選手のプレーを目の当たりにしたら、
そこで得られるミラー効果は特別なものになるでしょう。
・親子のコミュニケーション手段
子どもが小学生や中学生になってくると
習い事や友達との遊びで忙しく、
コミュニケショーンを取る時間が減ってきます。
そこで、スポーツ観戦です。
一緒に応援したり、選手について話したりと、
多くの時間を「語り合う」ことができます。
ただ観せるだけでなく、勉強も
・国際感覚
なんといっても国際感覚です。
世界中から日本に色々な国の人たちが訪れます。
今回は実際に会うことはかないませんが、
開会式の選手入場は楽しみ(勉強機会)のひとつ
「どれだけの国が言えるかな?」
子どもとクイズをしても楽しいですね。
最初のギリシャ、最後の開催国(日本)の間に
アルファベット順に次々と選手団が行進をしてきます。
Aだからアルゼンチン?次はBだからブラジル?
なんと、東京(日本)では50音順だそうです。
ってことは…
アメリカなの?ユナイッテット?まさかベイコク?
楽しめそうですね!
・障がい者理解
オリンピックとともに開催される
パラリンピック。
彼らのことを理解(しょうと)していますが、
子どもはもちろん、我々大人も不十分です。
パラ選手の活躍を目の当たりにし、
彼らをリスペクト、理解してくれるでしょう。
・日本人としての自覚と誇り
国歌、国旗、ニッポン
オリンピックの間ほど、目にし、耳にする期間はありません。
日本人とは何か、どのようなアイデンティティーか、
授業や教科書から学べない何かを、
国を背負って戦う、競技する選手たちの姿を見て
自然と感じとるものがあるでしょう。
どんなことにもポジティブに
今回のオリンピックは
これまでにないリスクと大きな問題があります。
ただ、だからといって
「関係ない」「興味ない」「観ない」
って感覚で良いのか、
子ども達は「今だけ」を生きているのではありません。
短期的には
2025年、万国博覧会(大阪)
2026年、アジア陸上(愛知)
野球WBCやサッカー・ラグビーW杯は
今後10~20年の間には確実に日本で開催されるでしょう。
そのときも他人事でいいのでしょうか?
スポーツや芸術だけではなく、
ビジネスでは?
国内だけを見てきた我々とは違い、
世界の人々と繋がっていくことになります。
「東京オリンピック観た(関わった)ことある」という経験が
子どもの自身と誇りに繋がると私は思います。
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