前回のブログで書いたとおり、価格が一番大切な要因だと思います。立地やライフスタイル、理想論を唱えても、お金がないことには実現しません。
お金が無限なら、都内タワマンで便利に暮らして、南国のプール庭ガレージ付きの別荘に遊びに行きたいですもんね。
1 資金の把握
まずは自己資金および借入可能額(住宅ローンを組める金額)をしっかりと把握する必要があります。
自己資金を増やすには当然、貯金ですが、なかなかキッカケがないとできないですよね。私もそうでした。私は結婚したことで行動(貯金開始)に移すことができました。
住宅ローン審査は既婚・未婚関係ないので、いつでもできます。サラリーマンでしたら、経験年数5年を経過していたら問題ないですし、だいたいでよければネットで計算できます。
しかし、今後の勉強のためにも銀行の窓口で審査を受けることをおすすめします。一度経験しておくと、本番がスムーズになります。
【私の進め方】
よくある新築マンションQuoカードあげますキャンペーンで住宅ローン審査までホイホイいってしまったことがあります。最後には大幅値引き(買付証明書なし)の提案も受けましたが、購入しませんでした。
また、子どもがいなく、賃貸期間に、お互いの収入から少しずつ貯金をして、頭金を作りました。
よく、物件価格の2割は必要という話もありますが、住宅ローン金利が0.5~0.6%(変動金利)の超低金利時代、諸経費、仲介手数料分ぐらいあればよいと思います。(実際、私たちはフルローンを組み、頭金は投資運用しています)
→自分なら○○万円までの物件は買える(ローン組める)
→ローンに含まれない費用(諸経費、仲介手数料)が生じても○○万円まで対応できる
と整理しました。
2 相場の把握
つぎに相場の把握です。希望する物件価格が適正な金額かどうか、お値打ちな物件かどうかを把握します。
一番簡単なのは住宅情報サイトで似たような物件を見比べることです。数が多く出回っているマンションであれば簡単でしょう。
戸建ては「どれも1点もの」なので、なかなか比べられませんが、土地価格が大きなウェイトを占めているので、地価(路線価)を調べるといいでしょう。その土地の値段を引いてみておおよその建物価格が妥当な金額かどうかを確認しましょう。
【私の進め方】
・ポスティングされる地方情報誌を流し見する
・希望するエリアの物件があったら、住宅情報サイトで詳しくチェック
・このようなやり方を1年間つづけていると、相場がわかってきます。
→すると、相場より安い(お値打ち)物件が出ていたのですぐに動きました。
3 値引き交渉
皆さんはモノを買うときに値引きをしますか?
「恥ずかしくて(怖くて)したことない。」という人がいたら、その感覚を捨てましょう。色々な場面で損をします。
住宅は買ったことないから経験がないって人も
車は?家電は?
もっと気軽なところだと、メルカリで値下げ交渉しませんか?
当然、家も値引き交渉しましょう
【私の進め方】
・上記2で相場より安い物件が出ていたので、すぐに仲介業者に連絡
・問合わせが多い物件なので、どうするか聞かれました。
・すぐに買付証明書の話をしました。(これも上記1を把握していたので即答できた)
→仲介業者も「買付証明書」「借入限度額」を理解している買主だとわかり、
親切に対応してくれました。
相場よりも安かった理由、交渉方法、おすすめ物件等については内容が膨らむので、またの機会に書きたいと思います。
次回は、「立地」について書いていきます。
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