電気料金の値上げが
家庭ではさまざまな機器を使うために、
エネルギーが使われています。
東京都における家庭部門の電気使用量の機器別割合
によると、
・照明器具18.4%
・冷蔵庫17.5%
・エアコン12.8%
が上位3つとなっております。
エアコンが1位と思っていましたが、
照明や冷蔵庫が上にきてるのですね。
上位3つで48.7%と
家庭内の約半分の電気をつかっています
これらの電気使用量を節約し、
電気代を節約しましょう。
照明
・LED照明への交換
一番効果が高い方法です。
白熱電球をLEDに変えると、
白熱灯60WタイプLEDダウンライトは、消費電力5.2W。
同じ明るさのミニクリプトン球と比べると、約85%の電気代が削減できます。
長時間点灯させる場所に使用すると、より省エネ効果が高まります。
・こまめなON、OFF(主電源から)
最近はリモコンに豊富な機能がついた
便利な照明器具が増えました。
待機電力については、テレビ等でよく言われており、
意識があるかと思いますが、
このような照明器具も同様に待機中には電気を消費しています。
長期間使用しない場合は
主電源をオフにしておくと、電気量の節約になります。
・定期的な掃除
地味に効果があるのが、コレ。
照明器具を汚れたままにしておくと、
汚れにより本来の光で照らすことができず、明るさが低下します。
一説によると、1年間手入れをしなければ明るさは約20%以上も低下し、
ダイニングやキッチンなど汚れの付きやすい場所では
約40%も低下すると言われています。
・
冷蔵庫
・温度設定の調節
冷蔵庫の設定を「強」にしていませんか?
「中」や「エコ機能」を使うことで
環境省によると、
設定温度を「強」から「中」にした場合、
年間で61.7kWh節電できるとされています
61.7×25.51≒1,573円の節約になります
(※単価は2021年12月1日時点の中部電力電力量単価120kWh~300kWh)
・食品を詰め込みすぎない
冷蔵庫に食品を詰め込みすぎてしまうと、
庫内の冷気の循環が悪くなってしまい、
余計に電気代がかかってしまいます。
また、欲しいものを探すのに時間がかかり、
開閉時間が長くなり、
その分電気代がかかってしまうことがあります。
冷蔵庫に食品を詰め込んだ場合と半分の場合を比較すると、
半分に減らした場合に年間で43.8kWh節電できるとされています。
43.8×25.51≒1,117円の節約になります
(※単価は2021年12月1日時点の中部電力電力量単価120kWh~300kWh)
・古い冷蔵庫は買い替え
コレが一番効果が大きい節約方法です。
最新の冷蔵庫は省エネなので、
古い冷蔵庫を買い替えた場合の電気代節約効果は大きいです。
10年前の冷蔵庫を最新のものに買い替えると、
電気代を年間1万円以上節約できるとも言われています。
エアコン
・設定温度(夏:1℃高く、冬:1℃低く)
・こまめな掃除(フィルター掃除)
・古いエアコンは買替
よく言われていることですね
上記、冷蔵庫と全く同じとなります。
もうひとつ、
最近、推奨されていることは
サーキュレーター(扇風機)との併用です。
空気は
暖かい空気は上に、
冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。
サーキュレーターで天井に向けて空気を送り込むことで、
冷たい空気を天井付近に、温かい空気を足元へと送り、
室内の温度を均質化することができます。
これによって、必要以上にエアコンが稼働することを防ぎ、
電気代の節約につながります。
コメント